「データサイエンティストの可能性」を開催しました
2016年7月1日(金)に、セミナー「データサイエンティストの可能性」を開催しました。
アサインナビでは、データサイエンティストの育成やデータ分析案件のデリバリに注力しています。今後、データサイエンティスト育成プログラムを実施していくにあたり、まずはデータサイエンティストの可能性がどれだけ広がっているかを会員の皆様と学ぶべく、セミナーを開催いたしました。
株式会社エル・ティー・エス データサイエンティスト 坂内 匠様、トレジャーデータ株式会社 アカウントマネージャー 関川 誠様、東京大学 生産技術研究所 助教 金 烔俊様にご登壇いただき、データサイエンティストの働き方やユーザ企業様のデータ活用事例、国家事業でのデータ分析事例やデータサイエンティストの今後などを講演いただきました。
エル・ティー・エス社でデータサイエンティストとして多くのデータ分析案件を手がける坂内様からは、実案件で求められる人材要件や実際のプロジェクトでのアウトプット例などをお話いただきました。
データ分析案件で求められる人材を考える際、分析ツールや分析手法、使用言語など技術的な議論が多いが、実際の現場では技術をベースにビジネスを語れる人材が求められている…という点に、多くの方が気づきを得ていたようです。
トレジャーデータ社にてアカウントマネージャーとして日本法人の営業担当をされている関川様からは、トレジャーデータサービスの紹介や実際の導入事例についてお話いただきました。
会員データをセグメント分けしA/Bテスト広告効果を上げるような施策から、顧客データ・行動ログデータから機械学習し会員の解約予測をする施策など、デジタルマーケティングの現状をかなり具体的に把握することができました。
東京大学にて水門学を研究されている金様からは、気候変動におけるエネルギー・水循環変化などの研究にデータ分析がどのように活用されているか、学術的な観点もふまえながらお話いただきました。
普段のビジネスとは離れたテーマでしたが、国家レベルのスケールの話は皆さん興味深かったようで、多くの方が頷きながら聞いていました。また、まさにセミナータイトル通り、データ分析の可能性について、多くの示唆を学ぶことができました。
参加者様の声
「データサイエンティストの現場の仕事や現状の把握ができました」
「実際の案件ベースの話や、ビジネス力が大事だということを学べました」
「実際の取引先事例の話もあり、分かりやすかった」
「気候変動のデータを活かすと色々な点が見えてきて、興味深かったです」
「自社の若い人材を参加させて、この分野を盛り上げていきたいです」
「本格的にビジネス推進したく、育成についても取り組みたいです」
今後も会員の皆様がご興味お持ちになっている様々なテーマについて、情報収集や他社様との意見交換が出来るようなセミナーを適宜開催いたします。