スカウト数を増やす!レジュメの書き方(法人向け)
こんにちは!アサインナビの関澤(セキザワ)です。
案件を探して人材を提案したい企業様は、まずアサインナビに人材情報(レジュメ)をご登録いただきます。これにより、案件を探して適した人材を応募したり、発注側企業から人材へのスカウトを受けたりすることができます。
一人ずつ人材情報を登録していくのは面倒に思えるかもしれません。ですが、この人材情報にきちんとスキルや経験がまとめられているか、希望条件を記載できているかどうかは、応募した案件の選考通過に大きく影響します。
また、アサインナビでは人材情報にステータスがあり、その時の状況によって「即日可」「今後可」「要相談」「対応不可」のどれかを選択することができます。このステータスを管理することによって、一度人材情報を登録さえしてしまえば後は同じ人材情報から何度でも案件に応募ができます。
今回は、アサインナビの人材情報であるレジュメの登録方法と、項目ごとに入力のポイントをご紹介いたします。ぜひ本記事を参考に、情報の詰まった魅力的なレジュメを書いてみましょう!
本記事は、アサインナビで案件を探している方向けの記事です。
※レジュメ登録、スカウトメッセージへの返信、及び成約手数料は無料です。案件への応募の際は1人につき5枚のチケットを消費します。
詳しくは料金プランで確認いただけます。
1.レジュメを登録する
ログイン後、ページ上部の「各種管理」にある「レジュメ管理」を選択し、「レジュメを新規登録」というオレンジのボタンをクリックします。
※スマートフォンから登録する場合は、右上にある人型のアイコンをクリックし、「レジュメ管理」を選択して「レジュメを新規登録」をクリックします。
2.レジュメ登録のポイント
レジュメ登録ページから、各項目に人材情報を入力していきます。今回は18個ある項目のうち、特に重要な項目についてご紹介いたします。
①レジュメの公開設定
・公開
人材を探すページより、検索結果に表示され、どのユーザーでも詳細を閲覧することができます。
スカウトを受け取りたい場合は「公開」を選択します。
・ブックマーク先のみに公開
あらかじめこちらからブックマークしている企業が検索した時のみ、検索結果に表示されます。
・非公開
「人材を探す」には表示されません。応募した案件の企業のみ、レジュメを閲覧することが可能です。
スカウトを受け取りたくない場合は「非公開」を選択します。
②稼働可能状況 ステータス
スカウトする発注側企業は、まずここを確認してスカウトできる状況かを判断します。人材の稼働状況に合わせて変更をしておくことで、希望するタイミングで企業からスカウトが届く可能性が高くなります。
・即日可
現在案件に携わっておらず、すぐに参画できる案件を探している場合に選択します。「即日可」に設定してから20日間経過すると、自動的に「対応不可」に変更されます。それ以降も案件を探している場合は、再度手動で「即日可」に変更してください。
・今後可
現在携わっている案件に終了の目途が立っており、今後案件を探す予定がある場合に選択し、参画可能時期に日付を登録します。登録した日付を迎えると、自動的に「即日可」に変更されます。
・要相談
部分稼働など、案件によっては対応できる可能性がある、相談したい、という場合に選択します。発注側企業としては上記2つよりも検索優先度が下がるため、案件に参画していない場合は「即日可」を選択してください。
・対応不可
現在案件に参画しており、スカウトされても対応できない場合に選択します。このステータスの場合は発注側企業の目に留まりにくいため、稼働が空き次第ステータスを更新しておきましょう。
③レジュメ担当者
アサインナビに登録されている貴社アカウントから、該当レジュメの担当者を複数選択することができます。選択された担当者には、応募した案件への返答や、レジュメに対してスカウトなどがあった際、メールにて通知が送られます。これにより、確認漏れによる機会損失を防ぐことができます。
④得意領域
その人材の得意とするカテゴリーを選んでください。
最大でも5個、平均して2~4個選択するのがおすすめです。
実際に携わった工程など、詳しい部分についてはこの下の経験PRに書き込むことができます。
⑤経験PR
これまでの経験、または得意とする分野・フェーズ・業種等や、詳細なスキル(開発言語、開発環境、フレームワーク等)について読みやすくまとめましょう。上記の箇条書きのみではなく、人柄等の簡単な自己PR文もあると、より親しみやすく効果的です。
まずは、書き方の例に沿って以下の項目を埋めてください。
・業種
金融、流通、保険、不動産、製造など、これまでに経験した案件の業種を記載します。
・経験フェーズ
要件定義、設計、開発、テスト、運用、保守など、経験した案件において、関わっていたフェーズ(工程)を記載します。
・スキル・フレームワーク
経験のある言語、フレームワークなどを、経験年数と併せて記載します。
例)
Java:5年、PHP・JavaScript:3年、C#:1年
MySQL:3年、DB2:2年
・人物像
コミュニケーション力や向上心、普段の勤務態度など、仕事をする上での人格的な強みをアピールしましょう。
例)
コミュニケーション力が高く、どのような現場でも適応することができます。またチームリーダーとしてチームの取り纏めや進捗管理に携わっていた経験から、マネジメントについても自信があります。
特にスキル・フレームワークについては、抜け漏れや誤字の無いように記載しましょう。発注側企業が人材を探す際は、言語やデータベース、ツールなどの具体的な名称で検索することが多くあります。誤字やスペルミスがあると、その単語では検索に引っかからなくなってしまうため、レジュメが発注側企業の目に入らなくなってしまいます。
⑥人材の特徴
発注側会員が興味を持ちやすいレジュメの特徴です。該当するものにチェックをいれてください。
人材を探すユーザーが見るレジュメ一覧で強調されるのはもちろん、検索条件として利用している発注側会員もいますので、検索ヒット率が高まります。
⑦希望月額単価
できる限り詳細な金額を入力します。発注側企業がスカウトを送る際の、重要な判断基準の一つです。スカウトする側としては、希望の月額単価がわかっている方が、マッチした案件でのスカウトを送りやすくなります。
また、希望が市場相場よりも高すぎる場合、スカウトがあまり来なかったり、応募しても書類選考でお見送りになる可能性が高くなってしまいます。下限についてはぎりぎり対応可能な単価で記載することをお勧めします。
⑧希望条件
希望する業務内容などについて、わかりやすくまとめます。まずは、書き方の例に沿って以下の項目を埋めてください。
・業務内容
希望する具体的な業務内容について記載します。
例)Java、PHPを使用したWeb系システムの開発を希望します。
・勤務日数
希望する1週間の勤務日数を記載します。
・勤務地
希望する勤務地を記載します。都道府県のみではなく、市区町村や、沿線等があるとわかりやすくなります。
・選考プロセス
希望する選考プロセス(面談の回数)を記載します。
例)
・面談2回まで
・面談1回を優先
希望月額単価と同様に目安としては重要ですが、条件を絞りすぎてしまうとスカウトしにくい印象になってしまいます。対応できる最低限の条件を記載することをおすすめします。
⑨会社情報の公開制限
会社情報は、できる限り公開することをおすすめします。会社情報が公開されている人材のほうが信頼度が高いとして、応募した案件の選考通過率や、スカウト率が高くなる傾向があります。どうしても公開できない場合は、非公開にご設定ください。
3.スキルシートの登録
レジュメの登録が完了したら、スキルシート(履歴書・経歴書)を登録してください。スキルシートの登録が完了していない場合、案件への応募、スカウトの受領を行うことはできません。ご注意ください。
フォーマットは限定されていないため、お持ちのスキルシートをご登録いただけます。Word、Excel、PDF形式に対応しております。
スキルシート内の個人情報(姓名、住所、生年月日etc)については、Webで多くの登録企業に閲覧されるため、下記のようにマスキングしてください。
・名前
→ イニシャル表記
・住所
→ 市区までの表記や最寄り駅までの表記
・生年月日
→ 年齢のみ表記
発注側のほとんどの企業は、案件に応募があった際、またスカウトする人材を探しているとき、このスキルシートを必ずチェックしています。
今までに経験した業務内容と担当工程、参画した期間がきちんと記載されているか、ご自身のスキルが抜け漏れなく記載されているか等、登録前にぜひ確認してみてください!
6.まとめ
・経験PR
これまでの経験、または得意とする分野・フェーズ・業種等や、詳細なスキル(開発言語、開発環境、フレームワーク等)についてまとめる。抜け漏れ、スペルミスに注意!
・希望月額単価
できる限り詳細な金額を記載する。金額の下限は、ぎりぎり対応可能な額を記入。
・希望条件
希望する業務内容などについて、わかりやすくまとめる。絞り込みすぎるとスカウトしにくく思われてしまうので、最低限クリアしたい条件のみにとどめる。
いかがでしたでしょうか?
アサインナビのフリーワード検索では、レジュメ内の文章からのみ行っており、スキルシート内は対象になっていません。そのため、まずはレジュメ内にきちんと人材のスキルや経験を記載しておくことが大切です。
ぜひ本記事を参考に、レジュメの選考通過率アップに向けて取り組んでいただければ幸いです!
アサインナビ関澤 = 文