オープンシステム

オープンシステムとは、オープン標準に準拠したソフトウェアやそれを使用したコンピューターのことである。相互運用性や移植性も持っていることも特徴である。UNIX系のシステムの呼称としても使われる。日本におけるオープンシステムは分散システムのことを表し、ハードウェア面を指す場合が多い。このことは日本の特殊事情であり、海外では通用しない。1990年代前半は、ネットワーク・ダウンサイジング・マルチメディアとともに「ネオダマ」と称された。オープンシステムと称されたUNIXは、標準化されたプログラミングやインターフェースを持ち、サードパーティーから各種のハードウェアやソフトウェアが使用できるようになった。UNIXは当初、ソースコードが公開されていた。