CAD

CAD(キャド)とはコンピュータ支援設計のことで、かつて手動で行われた設計作業をコンピュータで支援し効率化を図る仕組みのこと。解析・計算なども合わせ設計を総合的にフォローするものと もっぱら製図に注力したものとに分けて扱うこともあり、前者はComputer-Aided Designの略、後者はComputer-Assisted Drafting(またはDrawing)となる。コンピュータのもつ再現性・精密性により作業の効率化・生産性アップをもたらしている。二次元CADのルーツは1960年台アメリカで登場した、航空機開発が主用途の「CADAM」(キャダム)だと言われる。以降三次元CADといった新テクノロジーも生まれ、機械用、土木・建築用、服飾用のように細分化され多分野において活用されている。