今回は、経営戦略について学びたいときにまず読みたい本を5冊ご紹介します。
経営の真髄を学べる本をピックアップしたので是非参考にしてください。
■目次■
大人気のベストセラー「ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 」著者:ジェームズ・C.コリンズ
まずは、経営戦略の世界的大ベストセラー本「ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則」を紹介します。
この本は本当に名著だと思います。
まず、ビジョナリー・カンパニー は何年もリサーチした結果を書いてあるので、理論ではなく法則になります。
これがとても重要で、法則は膨大なデータから分析して結果として出しているので、とても参考になると思います。
この本で学ぶべき点は、やはり企業を発展させる方法でしょうか。
その中で、有名な話でもある第三章の「誰をバスに乗せるか」は大事なことだと思います。
本書の中に、「まず始めに適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後に行き先(目的)を決める」とあります。
人を先に選んでいれば、急に行先が変わってもバスから降りる人は少なくなるのではないでしょうか。
見本にするべき企業が多く登場するので、教科書として活かせる思います。
長期の戦略を練る際のヒントがいくつも見つかりますし、
企業としてのあり方が学べ、道しるべとなってくれる本になると思います。
是非読んでみてください。
最高のリーダーとは?「ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる 」著者:ジェームズ・C.コリンズ
続いてはビジョナリーカンパニー2の続編になるビジョナリーカンパニー4を紹介します。
この本からは優秀な経営者はどのようなものかが学べます。
本書は「10X型企業リーダー」と言う新しい呼び名を使用しています。
2ではリーダーは「謙虚で意欲的」という面が書かれていましたが、
4ではそこから意欲的・主体的な面も書かれています。
10X型企業リーダーは3つの行動パターンのことを指します。
①狂信的規律
10X型企業リーダーには行動が一貫しているという特徴があるということです。
本書では、南極征服を例に出して「二十マイル行進」を言う表現をしていて、
10X型企業リーダーは良い状況でも悪い状況でも二十マイル進むということを厳守しているというのです。
悪い状況でも最低として基準を決めて進むのは当たり前な話かなと思いますが、天候が良く進める時でも二十マイルに抑えるとあります。
行ける時にできるだけ行きたいと思うのが一般的ですし、天候が悪く進めない時と平均的に考えれば結果は一緒だろうと思いがちですが、実際にはそうはいかないということを南極征服を例に書かれています。
②実証的創造力
「銃撃に続いて大砲発射」と言う言葉を使用しています。
銃撃で大体の照準を合わせてから、最後には大砲を発射するという例えはとても分かりやすいですね。
当たり前だと思うことを愚直に実行するのが大切だと思いました。
③建設的パラノイア
10X型企業リーダーになるには、常に最悪の事態を想定して準備を怠らないことが重要な資質だと書かれています。
常にリスクを考えるのが重要だと分かっていても、何か起きないと本気で考えられないことが多いのではないでしょうか。
それをどのように考えるかが書かれています。
このように具体的な事例を挙げて、各内容が説明されています。
とても参考になりますので読んでみてください。
ホンダの立役者「経営に終わりはない」著者:藤沢 武夫
ホンダのナンバー2であり、本田宗一郎氏の右腕・藤沢武夫氏の著書です。
ホンダ経営を影から支え続けた内容が書かれています。
どんなに優秀なトップがいても、1人では経営はできませんからNO2の存在は大きいですよね。
この本では、ホンダNo2の藤沢氏の経営手腕を学ぶことができます。
人のふんどしで仕事をしない「たいまつは自分で持て」はとても参考になると思います。
感動した好きな場面を紹介します。
藤沢がホンダを退任する際に、自分から言わない方がいいだろうと思い、直接本田に退任を言わなかったのです。
他の人から藤沢の退任を聞いた本田が「2人いっしょだよ、おれもだよ」と言ったそうです。
それがほんとに恥ずかしい思いをしたと。
その後、2人が顔を合わせた際に、
本田「ここらでいいということにするか」
藤沢「そうしましょう」
本田「幸せだったな」
藤沢「ほんとうに幸福でした。心からお礼をいいます」
本田「おれもお礼をいうよ、良い人生だったな。」
と言ったように2人の信頼関係には感動します。
是非読んでみてください。
事業継承には必須の一冊「事業承継成功マニュアル (「小さな会社」でもすぐ使える!) 」著者:二条 彪
経営戦略のうち、事業継承に遭遇する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その時に役立つのが「事業承継成功マニュアル (「小さな会社」でもすぐ使える!)」です。
なぜかと言うと、創業者と後継者の両方の立場での対処法が書かれており、事業を継承する側の精神と継承する側の悩みなどよく分かります。
経験を元に書かれている生な本なので、リアルに実感できます。
参考にしてください。
大人気のビジネス小説「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」著者:エリヤフ・ゴールドラット
TOC(制約条件の理論)を提唱している大ベストセラーの一冊「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」になります。
この本では、問題解決の方法が学べます。
工場の生産性は「ボトルネック工程の能力以上は絶対に向上しない」。
ボトルネックとはこういう概念になります。
例えば、ある製品を早く作ろうと想い、いきなり全行程を早くしても大抵は失敗します。
それは、その工程で一番作業が遅い作業を見つけて改善していないからです。
いくら全体が早く作業しても、一番遅い作業を見直さない限り早くなりません。
その一番遅い作業をボトルネックと言う表現をしています。
このボトルネックを、どう発見してどうのように乗り越えて改善していくのか。
小説ですし、とても面白い内容で書かれています。
これは日常生活にも活用出来るものなので、是非読んでみてください。
経営戦略を学ぶ本まとめ
いかがでしたか?今回は、経営戦略について知りたいときに、まず読みたい本を5冊ご紹介いたしました。どれもベストセラーですので、実務で経営戦略に携わる方でなくても読みやすく参考になる本ばかりです。
ぜひ読んでみて下さいね。
他にも
事業戦略の参考になる本やマネジメントの参考になる本や有名経営者の本や営業が学べる本もご紹介しています。
経営層の人脈拡大には、交流会の活用を
今回は、IT業界のビジネスマッチングを行う「アサインナビ」では、経営層向けの交流会を開催しています。
IT業界を中心とした会員企業を中心に開かれるパーティーですので、参加者はきちんと把握されており、当日も主催者の担当がついているので、安心してみなさま参加されています。
前回開催された2016年12月の交流パーティーでは、経営者を中心とした総勢150名の方々が参加されていました。ゲストに、アクセンチュア株式会社取締役会長やJISA会長、大手IT企業購買担当者などが登壇され、盛大な経営者交流パーティーです。
アクセンチュア株式会社 取締役会長 程近智会長から、アクセンチュアグローバル(アメリカ)のIT業界の動きから見えてくる、日本のIT業界の今後についてのスピーチがあり、
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA) 会長 横塚裕志会長からは、情報サービス産業業界の未来の見通しや、そこに関わる中小企業に向けての熱いメッセージが語られていました。
このように、運営がきちんとされている経営者向けの交流会では、著名なゲストが登壇し、直接お話を聞ける貴重な機会を得られるものです。ほかにも、大手企業の方々も参加しており、人脈を広げる大きなチャンスとなります。
上記のアサインナビの経営者交流パーティーでも、多くの経営者の方や、IT業界の購買担当者の方々が、新たな人脈を見つけ、仕事に結び付けられているようでした。
このアサインナビの経営者交流パーティーの参加企業はとても豪華な顔ぶれでした。次回は、2017年12月に開催予定ですので、興味のある経営層の方々は、早めに登録することをおすすめします。
アサインナビサマーサミット2017のレポートにて、様子をご確認いただけます。取引先の拡大にご活用いただけます。
アサインナビでは案件の受発注はもちろん、ビジネス交流会、大手IT企業様を招いたセミナー、研修、商談会など様々なシーンでご利用頂けます。
他イベントはイベント情報を掲載をご覧下さい。
アサインナビでは、経営者交流会以外にも、ITビジネス交流会、研修、セミナーなどのイベントを開催しています。
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