CO

COとはControllingの略で、管理会計を意味する。SAP社が提供する管理会計のモジュールのことを指すことが多い。CO(管理会計)の目的は、経営上の意思決定といった経営管理に役立つ情報を提供することであり、その情報によって組織内の調整・管理・最適化をスムーズに行うことである。そしてCOは、企業内部の経営管理を対象としているものであるため、外部の利害関係者(株主や借入先など)を対象とした財務会計とは区別されている。COの主な機能は、実績伝票や計画伝票を作成し、その実績と計画のデータを比較することで両者の差異を把握出来るようにするものであり、さらに作業フローの管理に役立てるものである。