UML

UMLとはUnified Modeling Languageの略で、ユーエムエルと読む。オブジェクト指向によるソフトウェア開発で、処理の流れなど設計や仕様を図で表す記法である。統一モデリング言語とも呼ばれ、ソフトウェア開発で広く使われている。UMLはシステムをオブジェクトの組み合わせとしてモデル化し、構造を図によって表記する方法を定めている。要素間の関連性や振る舞いなどを図で表すことができる。UMLには様々な図があり、構造図と振る舞い図の大きく2つに分けられる。システムの構造を表す構造図には、クラス図やコンポーネント図などがある。動作や変化を表す振る舞い図には、アクティビティ図やユースケース図などがある。振る舞い図のうち、オブジェクト間のメッセージのやり取りに着目した図を相互作用図という。