メインフレーム

メインフレームは、企業の基幹業務である組織内部の処理と大量または機密性の高い情報を処理する大型コンピューターである。汎用コンピューターやホストコンピューターとも呼ばれている。特徴としては各メーカー独自のハードウェアを備えている、複数業務を同時に行うことに優れている、冗長化による各種の信頼性が高い点である。メインフレームの世界初の機種は1950年代に開発され、90年代のダウンサイジングの影響は受けたが、2000年代にコスト面と性能の強化・優れた安定性と信頼性・特化した性能もセキュリティやデータ処理に好ましい点が再評価され、2015年現在でも日本は世界有数のメインフレーム大国である。主な用途としては企業・官庁・自治体の基幹業務、コンビニでのオンラインサーバー、交通機関の座席予約システムである。