SCM

SCMとはSupply Chain Managementの略で、エスシーエムと読む。サプライチェーンマネジメントのこと。自社内または取引先との間で受発注や物流などの情報を共有し、流通の最適化を図る管理手法である。また、それをするための情報システムのことをSCMということがある。サプライチェーンとは、原材料が部品や半製品に加工され、製品が完成して顧客のもとへ販売されるまでの流れのことをいう。チェーンの間には様々な企業や部署が関わっており、情報を共有することで需要の変動などに素早く対応でき、流通の効率化が進む。需要は小売店のPOS入力や販売実績などから予測される。1983年に初めてSCMという言葉が使われ、全世界でその管理手法が利用されている。大企業ほどSCMの利用が進んでいる。