日進月歩で発展を遂げるIT業界において、優秀な人材を確保できるかどうかということは、まさに死活問題といえるでしょう。特にWEB業界はここ10年あまりで急速に発展した背景があり、需要に対して供給が追いついていない需要過多の状況です。
こうした状況の中で、人材を確保したいと考えている側と仕事を探したいと考えている側、双方の視点から人材獲得のあり方について考察します。
■目次■
人的リソースとは?基本の考え方
業界の種類に関わらず優秀な人材を確保することは一筋縄ではいかない事が多く、様々な企業が長年頭を悩ませている問題です。中でもIT業界はいわゆる技術職ということもあり、面接担当者にも相応の技術レベルが求められるため、採用の難易度とコストがどうしても高くなってしまう傾向があります。
更に自社での雇用を考えた場合には、教育環境や評価基準の整備などのコストも考慮しなくてはなりません。
そのため、全ての人的リソースを自社のみでまかなうのではなく、外部のリソースを上手に使ってコストカットすることを視野に入れるべきでしょう。また、外部のリソースを日常的に確保しておくことで、自社内での対応が難しくなった場合のリスク分散を図ることが可能となります。
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重要なのはリスクヘッジ!外部リソースの使い方
システム開発では、まずは要件と仕様の定義をきっちりと行い、プロジェクトを最小構成にわけて複数の外部リソースを確保することが重要です。複数の外部リソースを確保しておくことによって、何処かに遅れが生じたとしてもリカバリーできる状況を確保しておくというリスクヘッジも大切になります。
要件や仕様定義が完了していない状態で、外部に全てを任せきりにしてしまった場合には、詳細が確定していないことが原因で、度重なる仕様変更や要件の追加が行われる可能性が高くなります。その結果、プロジェクト全体が迷走して納期に間に合わず炎上してしまうということが起こってしまうでしょう。
つまり、プロジェクトが大きくなればなるほど、仕様をしっかりと固めておくことが最も重要となるのです。
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デスマーチにならない!仕事の見極め方
フリーランスで仕事を探す立場の場合には、内容と金額が釣合っているかどうか気にされる方は多いでしょう。考えていたよりも仕事の内容がハードだったり、時間がかかってしまったりという状況を回避し、仕事を円滑に進める上で確認しておきたい事項としては以下の項目があげられます。
1.要件定義はしっかりできているか
2.仕様と要件に矛盾はないか
3.責任者の所在は明確か
4.納期は妥当か
この中のいずれかでも満たされていない場合には納期までに仕事が終わらない、いわゆるデスマーチという状態に突入する可能性が極めて高くなります。金額に見合った仕事を探すためには、要件定義書や仕様書を読込む力が必要になります。
仕事が人をつなぐ!クラウドソーシングという考え方
「プロジェクトを最小化して複数の外部リソースを確保する」という考え方は、クラウドソーシングを活用することで効率的に達成することが可能です。
外部リソースを確保する手段は様々に存在しますが、最近はクラウドソーシングが注目されています。クラウドソーシングの大きなメリットとして、インターネットを通じて仕事を依頼するので、自分の所在地にしばられることなく広い範囲で、優秀な人材を確保できるという点が挙げられます。
また、実際に仕事を依頼する際には、相場などがわからない場合もあるかもしれませんが、クラウドソーシングで募集されている他の案件がどのような条件で提示されているかを比較材料にすることができるので、発注金額も決めやすいでしょう。応募があった際には相手の過去の実績などを確認することができるので、最適な人的リソースの確保がしやすいのです。
一方、仕事を請ける側にとっても、たくさんの募集の中で案件を比較することができるので、案件の難易度や妥当な金額感を知ることができるというメリットがあります。当然、仕事を受ける側からも依頼主の過去の実績を確認することができ、依頼主の評判を知ることも可能なので、比較的安心して仕事を請け負うことができるでしょう。
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昔のやり方にとらわれず、便利なサービスの活用を!
クラウドソーシングは小さな案件から大きな案件まで幅広く存在しており、どのような案件でも依頼することができ、自分に合った案件を選んで請け負うこともできるサービスです。インターネットを介したサービスとなっているため、依頼する側も依頼される側も比較的気軽に利用できるという点が大きな特徴です。
ただ、このように顔が見えない相手と仕事をすることなど、以前は考えられなかったのではないでしょうか。クラウドソーシングサービスでは、そういった不安を取り除けるよう、これまでの実績や評価が分かるような仕組みになっています。
このお互いの相性を見ながら仕事の依頼ができるという優れた仕組みを上手く使うことで、人材獲得を行うことでコスト削減や、リスク分散を図ることができるといえるでしょう。
古いやり方にとらわれずに、新しいサービスを上手く活用することで、人材不足も乗りきることができるでしょう。
自社ホームページの見直しも有効
大手企業では当たり前に進めていることで、中小企業がまだ取り組んでいないテーマの代表例は、「自社の求人ホームページ」です。
中小企業にとってホームページは「会社が存在している証」としては重要ですが、ホームページを利用し精力的に取引拡大に繋げているケースは少ないのではないかと思います。
一方で、採用活動を進めるプロセスでは、実に求職者の85%は応募する前にホームページを見てから応募するそうです。
自社のホームページは、採用活動のためにある。そう言っても過言ではありません。
応募者に、働きたいと思っていただく、安心して応募していただける情報をしっかりと提供するようにしましょう。
雇用、フリーランスの契約など限定せず、アサインナビや、求人広告と組み合わせることで、限られたスペースでは書ききれない自社のアピールポイントをしっかりと伝えられます。
しかも、求人の場合は、募集する職種や店舗、お給料の変更など、更新作業が必要です。業者任せにしていては、「経営課題の解決」には程遠くなってしまいます。
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