人手不足が問題となっているIT業界において、優秀な人材を確保できるかどうかはまさに企業の死活問題。こうした状況の中でも優秀な人材を確保できている企業があるのも事実です。今回は、IT業界において優秀な人材を効率的に確保する方法をご紹介いたします。
■目次■
優秀なIT人材を確保する方法1 自社で採用する
まず初めに考えられるのは、自社で人材を採用する方法です。
正社員・非正規社員・アルバイトなど様々な雇用形態が考えられますが、契約次第で、その人材を自社社員として定着させることができ、会社としては人員計画などが立てやすくなります。人材が定着することで、ノウハウや技術が蓄積されやすいといったメリットもあります。また、人材育成などにより、自社に必要なスキルやマインドを持った社員を育成することが可能です。
しかし、業界の種類に関わらず優秀な人材を確保することは一筋縄ではいかない事が多く、様々な企業が長年頭を悩ませている問題です。中でもIT業界はいわゆる技術職ということもあり、面接担当者にも相応の技術レベルが求められるため、採用の難易度とコストがどうしても高くなってしまう傾向があります。更に自社採用を考えた場合には、教育環境や評価基準の整備などのコストも考慮しなくてはなりません。
優秀なIT人材を確保する方法2 派遣社員を採用する
次に、派遣社員を採用する方法があります。
派遣社員は、派遣会社を通じて、必要なスキルの人材を紹介してもらい、期間を決めて採用をするものです。期間を決められるため、一定期間のみ発生する業務に専門の担当者を派遣してもらうなど、フレキシブルに人材を確保することが可能です。また、多くの場合、正社員を自社で採用するよりはコストの削減になります。採用コストはもちろんのこと、自社社員にかかる社会保険料や福利厚生費といった負担がないため、コスト削減のために派遣社員を採用するケースも多いでしょう。
しかしながら、派遣社員は有期であるがゆえに、正社員より帰属意識が低く定着率も低い場合が多いです。頻繁に人材が入れ替わってしまうと、ノウハウが蓄積されない上に、都度入社の説明などの手間もかかり現場スタッフの負担が増えてしまいます。
優秀なIT人材を確保する方法3 外部人員を活用する
次にご紹介するのは、フリーランスや外注(業務委託)といった外部人員の活用です。
派遣社員以上に、業務もコストもフレキシブルに対応できるのが、この外部人員の調達です。また、外部の人材を日常的に確保しておくことで、自社内での対応が難しくなった場合のリスク分散を図ることが可能となります。
特にITエンジニアのような専門スキルを要する職種の人材の場合、プロジェクトに応じて必要なスキルの人材を都度採用するのは現実的ではない場合も多く、外部人員の活用が主流となっています。
外部人員を活用する場合、きちんとしたコミュニケーションや要件定義がとても重要となってきます。要件や仕様定義が完了していない状態で、外部に全てを任せきりにしてしまうと、思い描いていた仕様と異なると後から発覚し、度重なる仕様変更や要件の追加が続いてしまいます。詳細が確定していないことが原因で、プロジェクト全体が迷走して納期に間に合わず炎上してしまうということが起こる可能性が高くなってしまいます。
つまり、外部人員は高いスキルを持った優秀な人材を確保できるものの、そのスキルを活かすためには依頼する企業側の姿勢も大切といえそうです。
優秀なIT人材を外部で調達するには
人材を外部で調達する場合、いくつかの選択肢が考えられます。
まずは、既にある人脈の中からもしくはその紹介により、フリーランスの人材や人材をかかえる企業をあたる方法。この場合、人脈の延長に必要な人材がいる場合は、スキルなどもわかりやすく双方仕事を進めやすい環境を整えやすいと言えます。
人脈の延長に該当のスキル人材がいない場合、WEB上で該当企業を調べて問い合わせするという方法もあります。この場合、知らない企業へ直接アプローチすることになるため、その会社のスキルや状況、費用感がわからず、必要な人材確保までのハードルが高いといえます。
近年増えてきているクラウドソーシングの活用という選択肢もあります。
この場合、クラウドソーシングサービスを介して、人材のスキルや実績を確認することができ、実際に手を動かす人材を選べるといった点と、比較的安価に依頼できるという点でメリットがあります。
しかしながら、多くのクラウドサービスでは、実際に人材と面談することは少なく、クラウドサービス上、ないしメールでのコミュニケーションのみとなりがちです。
そのため、人材側も仕事へのコミット意識が薄くなりがちで、納期が遅れたり、品質が担保されていなかったりという問題が発生しているのも事実です。
いかに上手にコミュニケーションをとり、仕事をコミットしてもらうかという点が重要となります。
その問題点を解消しているのが、ビジネスマッチングサービスです。
ビジネスマッチングサービスでは、運営側が企業やフリーランスをきちんと把握し、精査をしていることで、質の良いサービスを提供しています。
ITビジネスマッチングを活用した人材確保の事例
ビジネスマッチングサービスを活用して、どのように優秀な人材を確保すればよいのでしょうか。ITビジネスマッチングアサインナビを通じて、人材の確保をしている事例をご紹介します。
株式会社日本ビジネスエンジニアリング様では、自部門のメンバーで人員が不足した場合、ビジネスマッチングサービスアサインナビを活用して必要な人員を調達しているといいます。
人材が不足し、必要な時に都度探しに行くとなると、手間と労力がかかりますが、ビジネスマッチングサービスに登録することで、登録人材のスキルなどが必要な時にすぐ確認することができ、メールでも通知されるため、手間をかけずに人員リストを得ることが可能です。
株式会社日本ビジネスエンジニアリング様では、このメールで通知される人員リストを現場と共有し、興味のある人材へ、アサインナビを通じてスカウトメールを送っているといいます。多様な人材の調達には、このようなサービスの活用が効率的といえそうです。
株式会社日本ビジネスエンジニアリング様のアサインナビ活用事例は、詳しくはこちらをご参照ください。
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