使わなければ損!エンジニアが使うべきコミュニケーションツール

使わなければ損!エンジニアが使うべきコミュニケーションツール

IT技術の発達によって、知識とスキルさえあれば遠隔地からもプロジェクトに参加することが可能になりました。

そのようなクラウドソーシングの流れの中で欠かすことのできない、コミュニケーションツールを紹介していきます。

メールよりも手軽で、連絡の証跡を残せるチャット形式が主流

ITエンジニアは、しっかりと「証跡」を残す意識が大切です。打ち合わせ内容の確認や仕様に対する認識など、プロジェクト内で共有すべきことは多岐にわたります。要件定義、概要設計、詳細設計から実際の製造へと作業が進むごとに、周囲の人間と認識のズレがないかを確認することが、より良い成果物を作り上げるためには必須です。

そんな時に便利なのが、チャット形式のコミュニケーションツールです。同じプロジェクト内の人間同士で、作業のついでに気軽に確認事項やタスクの共有を行うことができ、しかも証跡がログとして残ります。メールでも同様のことが可能ですが、メールはビジネス文書形式で書くことが求められますので、どうしても時間や手間を取られます。特にクラウドソーシングで進められるプロジェクトでは、メンバー同士が遠隔地にいるというデメリットをうまく補いやすいチャット形式のコミュニケーションツールが主流となっています。

口頭のやり取りのような気軽さと、メールと同様の証跡を残す力を併せ持っていることが特徴です。

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ビジネスチャットの定番「Chatwork」と、新風を吹き込む「Slack」

使わなければ損!エンジニアが使うべきコミュニケーションツール - ビジネスチャットの定番「Chatwork」と、新風を吹き込む「Slack」

エンジニアのみならず、クラウドソーシングで働く人間なら一度は耳にしたことがあるであろう「Chatwork」。クラウド会議室という触れ込みの通りPCさえあればインストール不要で、すぐにプロジェクト内の人間とコミュニケーションが可能です。資料の添付やタスクの共有、メンバーの管理が可能です。シンプルな画面と優れたユーザビリティがうけ、瞬く間に普及しました。
ChatWork: ビジネスが加速するクラウド会議室

そこへ新風を吹き込んでいるのが、「Slack」です。画面は使いやすく、より洗練されていて絵文字も豊富。しかし現時点で英語表記のみに対応しており、エンジニア以外の人には若干抵抗があるかもしれません。
Slack: Be less busy

Chatworkはどちらかといえば、エンジニアに限定せずにクラウドソーシング全体にフォーカスしています。一方のSlackは、よりエンジニア向けに作られているという印象です。元々がオンラインゲームの開発中に社内ツールとして登場した背景がありますので、エンジニア向けなのも頷けます。Chatworkよりもきめ細やかなチャンネル(グループ)設定や、洗練された外見、プログラムのソースコードを直接アップロードできる機能などが特徴です。

万人向けなのはChatworkですが、ITエンジニアという括りであればSlackのほうが後々便利なケースが出てきそうです。

個人向けチャットツールも十分に利用可能

使わなければ損!エンジニアが使うべきコミュニケーションツール - 個人向けチャットツールも十分に利用可能

遠隔地にいる者同士でのコミュニケーションが可能になるという条件を満たすのであれば、何もビジネスに特化したチャットツールでなくとも十分使用に耐えます。

例えば、代表的なものはSkypeやLine、facebookといったSNS機能とチャット機能を併せ持つタイプです。Skypeは個別もしくは数人のグループでの音声会議に、LINEはテキストベースの連絡に、facebookは情報共有に威力を発揮するでしょう。これらのツールは、エンジニアと非エンジニアが入り乱れて作業をする場合に、非常に有効かもしれません。どれも難しい設定や専門的な知識が必要とされず、直感的に操作が可能ですからね。「技術に疎い人を交えてのミーティング」であれば、Skypeの会議通話機能で十分に事足ります。普及率や知名度も抜群で、プライベートで導入済みの人も多数いることから、ハードルも低いです。

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総合的に考えてエンジニア向けチャットツールは?

エンジニアとして最もお勧めできるのは、やはり「Slack」、次点で「Chatwork」でしょうか。この二つのどちらかは、しっかりと使いこなしておきたいところです。

逆にこの二つ以外であれば、ビジネス用途のものにこだわる必要は無いでしょう。LINEもSKypeもfacebookも、テキストベースの簡単な確認を行うには十分です。用途やプロジェクト内の人員の構成によって、上手く使い分けていきたいですね。

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