エンジニアは普段の仕事が徹底的にロジカルなだけに、たまにはお酒で理性を開放する時間も大切ですよね。一日のストレスを終業後の飲み会で発散するというエンジニアも多いのではないでしょうか?今回はそんなエンジニア達が飲み会で見せるホンネをご紹介します。飲み会を通じて、同じエンジニアが実は何を感じているのか、ホンネを知り今後のキャリアの参考にしてみては?
エンジニア苦労自慢?過去にアサインされたプロジェクトの話
これはITエンジニアによくある傾向ですが、厳しいプロジェクトにアサインされたときの話を耳にすることがあります。現場では顧客の手前もあり、なかなか口出しづらい過去の話も、お酒の席ではついつい口から出てしまうもの。
裏を返せば、そんなきついプロジェクトもしっかり今の自分の血肉となって、自信につながっているのです。仕事は常に忙しい人のところに集まりがちなものですし、忙しい人というのは引き合いが多く頼りにされている証拠でもあります。エンジニア流の「英雄譚」なのかもしれませんね。
時には海外での勤務経験や、とんでもない僻地の工場内でのシステム開発の話を聞けたりして、自分の知らない世界を知る良い機会です。
また、業界内で発生しているプロジェクトの現状や、どんな業種のプロジェクトが多いのかなど貴重な情報収集にもなります。
先輩エンジニアの失敗談から学ぶ
お酒の席だからこそ話せるのが、過去の失敗談。業務中は、なかなか話せないような先輩の貴重な失敗談なども飲み会の場だからこそ聞ける話題といえます。先輩の失敗談を聞かされて、どう返してよいのかわからないという場合もあるかもしれませんが、お酒の席だからこそ、いろいろ聞いてしまうのもおススメ。自分が同じ失敗をしないよう、その状況や原因など詳しく聞いてみて、今後の仕事に活かしましょう。お酒の席なので、あまり真面目になりすぎないでくださいね。
エンジニア理想論「本当はこんな開発をしたい!」
エンジニアはいつも自分が作りたいシステムや製品を作れるわけではありません。これはエンジニアに限ったことではないかもしれませんが、「モノづくり」はモノを必要とするクライアントあってのもの。クライアントが望めば、自らのポリシーを曲げて、非効率なロジックを実装することもあります。
そんなエンジニアが、「本当はこんなシステムを作りたい」「こんな製品を世に送り出したい」と、理想論に花を咲かせるのがお酒の場です。理想論で終わってしまうか、その後自分の事業となるかはエンジニア次第ですが、理想を語る時は楽しいものですからね。
エンジニアの趣味は人それぞれ
仕事では緻密で正確な作業を求められるエンジニアですが、やはりプライベートは人それぞれです。
ある人は仕事以上に緻密で地道な趣味を持ち、またある人は徹底的に体を動かす趣味をもっていて、同じエンジニアであっても趣向の違いに驚くことも珍しくありません。
プロジェクト内で必ず一人は、綺麗に日焼けしたエンジニアがいませんか?エンジニアの中でよく見聞きする趣味に、「自転車(ロードバイク)」や「トライアスロン」があります。普段頭脳労働が主体なだけに、趣味はきつめの運動をしてバランスをとっているのかもしれません。
しかしある程度共通して言えることは、「凝り性」なことでしょう。比較的狭く深く追及する部分があり、これはエンジニアという仕事への適正とも共通している部分があります。最近よく耳にする「フルスタック型」も狭く深くを複数回繰り返した結果、複数分野の専門スキルを身に着けた結果とも言えますし、現役エンジニアの基本的な性質なのかもしれませんね。
普段は話せない、エンジニアの単価
普段、プロジェクトの現場では暗黙の了解とも、タブーとも言える単価の話。
盛り上がった飲み会も終わりに近づいたある時、ふと一人が単価の話をし始める場合も。多くの場合、あまり自慢できないような単価であったりするのですが、それでも周囲は興味津々です。
アルコールが入っていても、やはり皆、他人の懐事情が気になるもの。スキルの塊のようなエンジニアが、想像していたよりもずっとリーズナブルな単価であったり、新人が信じられないような単価をつけられていることがあったりと、驚くことが多いのです。
フリーのエンジニアであれば、単価はイコール自分の市場価値ともとれますから、無視できない話題ですよね。