非エンジニアにも知ってほしい!エンジニアの習性/エンジニア

エンジニアの困る

エンジニアには、エンジニア同士でしか共感できない経験や習性があるものです。非エンジニアにはなかなか理解されないこのエンジニアならではの習性をまとめました。
非エンジニアの方にも是非知っておいてほしい内容となっています。

「じゃあパソコン詳しいんだ?」と言われても返答に困る

IT業界に全く縁のない、世間一般の人々からすれば「エンジニア=PCの専門家」というイメージを持つのかもしれません。

ITエンジニアは確かにPCに触れる機会が多いものの、PC自体の専門家というよりは「システム」や「言語」の専門家です。大工さんが金槌やノコギリの専門家ではなく、家づくりの専門家であることと非常に良く似ています。

もちろん、エンジニアの中にはPCやサーバーのハードウェア部分を専門的に扱う職種も含まれますから、間違いではないのですが、「ITエンジニア=PCの専門家」と勘違いして質問されたときに、返答に困った経験があるエンジニアは多いのではないでしょうか。

さらに「確かにパソコンは詳しいけど……」と生真面目に考えてしまうあたりも、エンジニア独特なのかもしれませんね。

愛着を持つあまりPCを「この子」と擬人化!

パソコンラブ

ITエンジニアの多くが、勤務時間の大部分をPCと共に過ごします。

インフラ系のエンジニアであれば、PCに加えてサーバーやネットワーク機器とも付き合いが長くなってしまいますよね。エンジニアはこのような機械と「対話」しながらシステムを構築したり、障害の特定をしたりという仕事内容が多いため、自然と機械を擬人化してしまうことも・・・。

「この子の機嫌がなおってくれれば……」なんて機械に向かって言ってしまうもの、エンジニアならではかもしれません。常日頃から自分を悩ませ、時には喜びや遣り甲斐をもたらす対象を、機械とはいえ擬人化してしまうのは仕方のないことと言えるでしょう。

他職種では考えられない?あいまいな表現を正したい

あいまい表現NG

例えば他業界の人と話しているとき、「凄く説明が丁寧」「そんな細かいところまで?」と言われた経験はありませんか?エンジニア側からすれば、概要段階の説明に終始していたつもりでも、「まだそこまでは必要ないのでは?」と、突っ込みをうけることもあります。

それはおそらく「グレーな部分」や「ゆらぎの部分」を作らない説明にあると考えられ、これはエンジニアならではの特性かもしれません。

ITエンジニアにとって、グレーな部分をそのままにしておくことは、命取りになりかねません。どんなに細かく小さな部分でも、それが後々の大障害につながってしまうことは、ある程度の経験があるエンジニアであれば当然の認識と言えるでしょう。

「ほぼ当てはまる」「概ね正しい」の”ほぼ”や”概ね”を細分化して場合分けしていくのが、エンジニアの真骨頂と言えますし、他業界や他職種の人にとっては細かいと思われてしまうこともあるようです。

障害対応で盛り上がる?エンジニアのお酒の席

エンジニア飲み会

酒のつまみは「障害対応の話」。もはや武勇伝のように語られることもあるのではないでしょうか。どこそこのプロジェクトは酷かった、こんな障害が起きて徹夜で対応したなどの話題は、エンジニア仲間のお酒の席でよく耳にするもの。

さらに同じプロジェクトに参画していた経験があれば、直接現場で顔を合わせた経験がなくても、なぜか親近感が沸いて盛り上がってしまうことも。そのプロジェクトが凄惨なものであればあるほど、なぜかその傾向は強まるような傾向にあるようです。

酔うとログを吐き出すように口数が増えるエンジニアもよくいます。

普段は辛さや不満をなるべく口にせず、もくもくとコーディングや資料作成に打ち込むタイプでも、お酒の力で理性のタガが外れると、まるでシステムが大量のログを吐き出すように口数が増える人が存在しませんか?

特にキャラ付けのために寡黙を演じているわけではなく、仕事柄口数が少なくなってしまうエンジニアは、実はそれだけ吐き出す場所を必要としているのかもしれません。

ファイルに吐き出される大量のエラーログを見ながら常日頃感じている思いが、宴席で現実化していると言えそうです。

いかがでしたか?エンジニアの“あるある“ともいえる経験をまとめてみました。非エンジニアの方も是非参考にしてみて下さい。


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