フリープログラマが仕事を受託する時に注意すべき5つのポイント

ビジネスマッチングサイトの成長や、エンジニアのスキルの多様性もありフリーランスのプログラマ(フリープログラマ)として活躍する人が増えています。そして仕事を依頼する企業もプロジェクトに応じてエンジニア・プログラマをアサインすることが当たり前になってきました。

ではフリープログラマは仕事を選ぶ時にどんな点に注意して仕事を受託するべきでしょうか。今回は5つのポイントをご紹介します。

報酬と支払方法

プログラマによって持っているスキルが異なるため、プログラマによって報酬は異なります。また案件や予算によっても報酬は異なってきます。報酬が自らの単価にあっているかを確認しましょう。

そして報酬の支払い方法についても注意が必要です。

支払い時には「支払サイト」と呼ばれる期間が存在します。請求書を送った後、入金されるまでのタイムラグの期間です。こちらは契約時に取り決めておきます。クライアントごとに決まっているケースが多いので、しっかりと確認しましょう。

一般的なシステム開発の場合には、納品→検収→請求書送付→支払い、という流れになります。しかし発注者との契約において、以下のような方法での支払いもあります。

  1. 作業期間が複数月に跨る場合に、月ごとの支払い
  2. 開発プロジェクトのフェーズ(設計、開発、システムテスト)ごとに分割支払う
  3. 作業着手時に報酬の一部を着手金として支払い

発注者との相談の上で可能なものなので、一度相談をしてみるのも良いでしょう。

個人事業主として活動することが多いフリープログラマにとって、報酬は死活問題です。資金繰りをスムーズに行うためにもとても重要なポイントと言えるでしょう。

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スケジュールと納期

スケジュールと納期
報酬とともに、仕事選びの重要な要素となるのが「スケジュール」と「納期」です。スケジュールと納期はプログラマ側で見積もりを行い、条件を提示してから依頼を引き受けることが多いです。

ただし発注者によっては、

  1. サービスインの時期が決まっており、納期が変更不可
  2. 他の開発者と共同で結合テストを実施するため、テストスケジュールが決定済み

などの事情により、納期がほぼ決まっていることもあります。このような場合は見積もり時にスケジュールなども考慮する必要があります。

またスケジュールを組む場合に、納期以外にも以下の点を考慮したスケジュールのマイルストーン設定が必要です。

  1. 発注者からの提供物の提供日
  2. 外部サービスを利用する場合の登録スケジュール
  3. 発注者も含めたテストスケジュール

これらは開発をスムーズに進めるために、開発者であるプログラマが配慮しないといけない項目です。

複数の開発案件がある場合は、各案件の納期や上記のようなマイルストーンのスケジュールが重ならないように配慮する必要があります。

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作業内容や範囲

依頼される作業内容や範囲は、プログラマの作業量に直接影響を与えるポイントです。発注者との間で作業をどのように分担するかも重要な要素です。

主な注意点としては、

  1. 開発内容(Webシステム、スマホアプリ…etc)
  2. 開発環境(プログラミング言語、エディタ、テスト用サーバ…etc)
  3. 納品物(ソースコード、設計書、テスト項目書…etc)
  4. 提供物(デザイン素材、画面イメージ…etc)
  5. 貸与物(試験端末、試験用PC…etc)

になります。

提供物や貸与物はいつ提供されるかによって、スケジュールにも影響が出てくるので必ず確認が必要です。
貸与物については、返却期限や貸出管理についても、発注者とすりあわせておくようにしましょう。
作業内容や範囲

作業場所や勤務形態

契約する際には作業形態をどのようにするかも、ポイントになります。

以前の業務委託では、発注者の企業に常駐して発注者企業の社員と同じ勤務形態で働くことが大半でした。

しかしクラウドソーシングやリモートワークの導入されている企業が増えていることがあり、以前ほど自社への常駐を要請されることが少なくなっています。

常駐か、もしくはリモートワークなどによる持ち帰りでの作業かの判断材料になるポイントは、発注先の企業のセキュリティーポリシーに依存します。情報の持ち出しに厳しい制限がある発注者の場合には、常駐せざるを得ない状況になります。

また作業用のPCに関しても事前に確認が必要です。
プログラマ自らのPCで作業をするのか、発注者から貸与されるのか確認しておきましょう。大きく作業効率が変わってくるでしょう。

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情報共有の手段と頻度

開発を進める上で、発注者と開発メンバー間で連絡や情報共有をする手段が必要です。その際に使用するのは主に以下の方法になります。

  1. メール
  2. チャット
  3. 電話・音声通話
  4. 課題管理ツール

インターネットが発達した現代では、直接あわなくても情報交換することができます。
普段から連絡を取る際にどのような手段を使うかを事前に確認しておくと、スムーズに開発を進められるしょう。

またツールを使用する場合には、その頻度や連絡する時間帯に注意しましょう。これらのツールはいつでも連絡が取れる反面、頻繁に連絡していてはお互いに仕事に集中出来ない状況になります。

各々のツールのメリット/デメリットを考慮して使い分けると同時に、互いのスケジュールも事前に周知する等、工夫して使い分けましょう。

まとめ

今回はフリープログラマが仕事選びをする際にどんな点に注意するべきかを、

  1. 報酬と支払方法
  2. スケジュールと納期
  3. 作業内容や範囲
  4. 作業場所や勤務形態
  5. 情報共有の手段と頻度

の5つポイントに絞って紹介しました。これから仕事を受託する際の注意点として、ご活用ください。

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