名刺交換会は、多くの方と名刺交換でき、次回のアポイントへつながる可能性も秘めています。その一方で、困った行動をする方に出くわすことも。名刺交換会で注意すべき点を押さえ、トラブルを事前に回避しましょう。
■目次■
名刺交換会の注意点1 名刺切れに要注意
名刺交換会の場合には、少人数だと10名程度、多いところでは350名程度のところがあります。事前に定員数が設けられているところが大半のため、30名定員の場合には40枚以上と定員数以上の数を持参することでしょう。しかし、それでも足りないことも少なくないのです。
大人数の名刺交換会の場合には、一斉に名刺交換したあとに懇親会や談笑時間などと区分けされているところもあります。この場合には、一度交換してもほとんどお互いに把握できません。そのため談笑時間に改めて名刺交換することになることもあるのです。この時に名刺切れでは格好がつきません。大人数の名刺交換会こそ、大幅に多めに持参しましょう。せっかくのビジネスチャンスを棒に振ることのないよう、入念に準備して参加してください。
名刺交換会の注意点2 強引な勧誘をかわす
名刺交換会に参加するからには、各々の目的をもって参加しています。中でも多い参加理由は、見込み客の獲得や有益なビジネス情報の収集などでしょう。それ自体が悪いわけではありませんが、中には目的にとらわれ、強烈な勧誘や猛プッシュでその場でクロージングをしかける強者も存在します。
営業目的であったとしても、最低限度のマナーは心掛けたいものです。もし、あなたが強烈な勧誘をされた場合には、どのように対処しますか。未来のお客様や取引先になる可能性も否めないため、可能な限り穏便に対処したいところかと思います。
そのような場面に出くわした場合には、きっぱり断るのではなく、さりげなくフェイドアウトしましょう。たいていの名刺交換会には、飲み物や軽食が用意されています。「飲み物をとってきたいので」「そろそろ食事も口にしたいので」など、飲食を理由に距離を置きましょう。自然な回避のため、相手も気分を害すことなく、勧誘からまぬがれることができます。
もし、飲食がない場合には、スマートフォンを手にして、着信のあるふりをして席を立ちましょう。参加者の大半が経営者やフリーランスの場合には、共通認識としてビジネスが最優先であり、仕事の電話ならすんなり離席できます。言葉で反論をすると角が立ちますが、さりげない立ち振る舞いで回避することで、穏便に対処することができるのです。
名刺交換会の注意点3 メモリーフックトークを取り入れる
名刺交換会の場合には、基本的に1回で複数人の方と会話をします。そのためよほど印象的でないと、記憶が上書きされ、後日ご挨拶のメールやお電話をしても、思い出してもらえない可能性があります。これではせっかく参加したのにもったいないですよね。
思い出してもらえない会話にならないように注意することが必要です。名刺交換した相手の記憶から、あなたの情報が抜け落ちないようにするためにメモリーフックトークをしましょう。メモリーフックとは、記憶に引っ掛ける話し方で、自己紹介の冒頭に名前を言った後、立ち去る前に再度名前を言うなど、記憶の早期を促すアクションです。そのほか、印象に残るエピソードやキャッチコピーを入れる会話もこちらになります。
単に自己紹介をしただけでは、時間とともに情報が抜けてしまいます。しかし、テレビコマーシャルのようにインパクトのある自己紹介だと、時間がたっても思い出せるものです。相手の脳みそから抜け落ちないように、印象的な自己紹介を心がけましょう。
名刺交換会の注意点4 つながる即アクションを心掛ける
先ほどの例と重複しますが、名刺交換会は複数の方と名刺交換をするため、時間とともに忘却しやすいものです。メモリーフックトークによって、記憶に残りやすくしたところで、次回のアポイントや商談につながる行動もしておきたいものです。
残念ながら普通に会話しているだけでは、スムーズにアポイントに結び付けることが容易ではありません。注意して、行動を促す仕組みが必要なのです。
次回へと結びつけるために、直接1対1で会話をした相手とは、すぐにつながる行動をとりましょう。具体的にはlineやfacebookでお友達になることをお勧めします。比較的若年層の経営者の場合には、会社用メールよりもフラットにやり取りができるlineを好む経営者も存在します。その場で友達としてつながり、メッセージを送ることで後からも連絡が取りやすくなります。
あとへと先延ばしすると、だんだんと記憶からも抜け落ちてしまいます。特に将来的につながりの持ちたい相手や見込み客になり得る相手とは、積極的にその場でつながりましょう。
名刺交換会の注意点まとめ
一度に多くの方とつながることができる名刺交換会。
中にはしつこい勧誘者もいます。せっかくの時間を無駄に過ごすことのないよう、スムーズな対応法を身に着け、名刺交換会を有益な時間にしていくことができます。また、大量の名刺の持参やメモリーフックトーク、即アクションで、具体的なビジネスのチャンスをものにしていきましょう。
強引な勧誘や、初対面の方との会話に不安を感じる場合、主催者のフォロー体制が整っている名刺交換会へ参加しましょう。
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