クラウドソーシングで働くフリーエンジニアに必要なスキル

クラウドソーシングで働くフリーエンジニアに必要なスキル

会社のような組織に属していると、人間関係のストレスや理不尽な指示などで疲れてしまうことも多いのではないでしょうか。そのため、エンジニアの中には、将来フリーエンジニアとして働きたいと考えている方も多いようです。クラウドソーシングなどを利用してフリーエンジニアになるためにはどんなスキルが必要なのでしょうか。

ここではフリーエンジニアに必要とされるスキルについて考えていきます。
フリーエンジニアが成功するために知っておきたいサービスと心得と合わせて参考にしてみてくださいね。

 

フリーエンジニアに必要なコミュニケーションに関するスキル

フリーランスのエンジニアにまず求められるのは、コミュニケーション力です。自らを売り込むための営業活動はもちろん、クライアントとの条件交渉など様々な場面でコミュニケーションを取ることが求められます。当然、業務内容のコミュニケーションだけでなく、クライアントが次も仕事を依頼してくれるようになるような関係値を築くことも重要となってきます。

また競合相手とのプレゼンテーション合戦になることもあるため、役職者の前で堂々と発表できるようなプレゼンテーション能力も合わせて必要となるでしょう。

フリーエンジニアは特に重要!要件を読み解くスキル

クラウドソーシングで働くフリーエンジニアに必要なスキル - 要件を読み解くスキル

クライアントによっては、要領を得ないような仕事の依頼をしてくる会社もあります。特にシステム開発とは無縁といえるような業界の会社が相手である場合には、あまり理解しないままに依頼してきていることも多々あるのです。その場合、要件定義をしっかりと行わずに仕事を進めてしまい、いざ納品した時に「依頼したものと違う」と言われてしまうことも十分考えられます。

クライアントが求めているものがどんなものなのかを読み解き、それを資料化して相手に確認してもらいましょう。クライアントとの合意が得られるまでしっかりやりとりをして、最終的に書面やメールなどで相違ないことのエビデンスをとることが肝心です。

フリーの必須条件!スケジュール管理に関するスキル

会社でプロジェクトに参加している時には、自分以外にスケジュールを管理してくれる役割の人が必ずいると思います。また、スケジュールとはいっても、自分の担当分のみとなるとそれほどの量ではなかったのではないでしょうか。しかしフリーランスとして仕事をするとなると、プロジェクトにまつわる全てのスケジュールを自分一人で管理する必要がでてきます。万が一、納期に遅れる、約束を守れないというような場合には違約金を請求されたり、最悪の場合損害賠償を請求されて裁判になってしまったりすることもあるのです。

特に複数のタスクを同時に進めるような場合には注意が必要となるでしょう。

フリーエンジニアだからこそ経理に関するスキル

クラウドソーシングで働くフリーエンジニアに必要なスキル - 経理に関するスキル

フリーランスとして仕事をするエンジニアの多くは、個人事業主として仕事をすることになるでしょう。個人事業主になると、会社に所属している時にはほとんど考える必要がなかった「必要経費などの計上」や、「青色確定申告をするための帳票作成」などが必要になってきます。

税理士に全て依頼するということも可能ですが、起業したばかりの時にはそのような余裕がないことも多いでしょう。専門知識がなくても個人で行うことができますので、なるべくお金をかけずに自分で作業したほうがよいでしょう。

経理業務には、簿記3級程度の知識があると役に立ちますので、独立する前に資格をとっておくと安心です。

おわりに

フリーランスのエンジニアとして働くということは、小さな会社を経営することと同じようなものです。自分が社長となるのですから、全ての責任を自らが負う必要があります。また、会社に所属していた時のように役割が分担できないので、営業や経理などの業務も自分で処理しなくてはなりません。しかし、順調に経営ができれば、会社に所属した時とは比べ物にならないほどの大きな収入を得ることもできるでしょう。

このように一人で会社を経営するという風に考えると、自ずと必要なスキルが見えてくるのではないでしょうか。

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