フリーエンジニアの探し方と採用する際のチェックポイント

フリーランスとして、時間と場所にとらわれない働き方を選択するエンジニアは増えてきています。 しかし、そんなフリーランスでも、スキルや能力、未経験から経験豊富なエンジニアまでさまざまな方がいます。 今回は、フリーエンジニアを採用する上で、探し方と採用時の注意点をご説明します。

フリーエンジニアの探し方

フリーランスとして、活動しているエンジニアを探す為には、いくつか方法があります。
具体的には、求人サービスで募集する方法や、個人サイトやブログ、SNSなどでコンタクトを取るなど、方法はさまざまです。

フリーエンジニアの探し方

  1. 求人サイトで募集する
  2. フリーランスのエンジニアを探す上で、もっとも一般的な方法が、フリーランスエンジニア専門の求人サイトで、募集する方法です。
    求人サービスごとに特徴があり、専任のエージェントが、求めているスキルにマッチしたエンジニアを探してくれます。

    そのため、エンジニアを探す労力を、出来るだけ抑えたい方にはメリットがありますが、掲載料や手数料が、かかってしまうこともあります。

    ◆代表的なフリーエンジニアの求人サイト

    ・アサインナビ
    https://assign-navi.jp/
    ・レバテックフリーランス
    https://freelance.levtech.jp/contact/business/?det_type=153#business02
    ・ギークスジョブ
    https://geechs-magazine.com/job/contact
    ・PRO sheet
    https://biz.prosheet.jp/mismatch/

  3. クラウドソーシングサービスで募集する
  4. 2017年現在、一般的に認知しつつあるサービスとして、クラウドソーシングがあります。 クラウドソーシングは、在宅勤務に特化したサービスで、さまざまな種類の仕事を依頼することができます。
    最近ではクラウドソーシングサービスに登録する、フリーエンジニアの方も増えてきており、在宅以外にも、常駐型の案件を募集することも可能です。
    エンジニアの募集は、法人・個人問わず簡単に行うことができます。また、クラウドソーシングサービスに、登録しているフリーエンジニアを検索することも可能で、求めているスキルに一致すれば、直接依頼することも可能です。

    クラウドソーシングサービスは、発注側はシステム手数料が一切掛からないのも魅力の1つです。利用するためには会員登録が必要です。

    ◆代表的なクラウドソーシングサービス
    ・クラウドワークス
    https://crowdworks.jp/
    ・ランサーズ
    http://www.lancers.jp/

  5. ブログやSNSからエンジニアを探す
  6. フリーエンジニアの中には、個人でブログを開設していたり、TwitterやFacebookで、アカウントを持っている方もたくさんいます。
    ブログやSNSを活用しているエンジニアは、スキルのアウトプットや、実績などを公開している方も多くいますし、人となりもある程度知ることができます。
    もし、求めているスキルと一致するなら、直接コンタクトを取るのも1つの手段です。

フリーエンジニアを採用する際の注意点

フリーランスエンジニアを採用する上で、注意すべきこともあります。
経験豊富なことや、必要なスキルが一致したから採用したのに、実はシステム開発における、基本的なことを理解していなかったり、プログラミング言語などの、テクニカルなスキルが全く無かったりと言った場合もありえます。

また、「指示通りに動いてくれない」「コミュニケーション能力がない」といった人間的なスキルが身についていない場合もあります。
採用に失敗しないためにも、募集・面談時に特に注意してほしい項目と、ポイントを以下に紹介します。

フリーエンジニア採用のチェックポイント

  1. エンジニアとしての経歴
  2. エンジニアとして、今までの経歴を詳しく確認する必要があります。得意なプログラミング言語や、具体的に今まで、どのようなシステム開発に携わってきたか?また、プロジェクトの中でどのような役割だったか?

    仕事で得た経験や失敗談などを、客観的に詳細に説明できるエンジニアは、業務内容をよく理解しており、仕事に対して前向きに取り組んでいることを判断することができます。

  3. 資格の有無
  4. 最近では資格を重要視する企業も増えてきています。経歴以外でスキルを図るパロメータとして、資格の取得有無も重要です。
    資格を取得しているということは、キャリアアップのために労力を惜しまず、仕事に対して前向きに捉えていると、見ることもできます。
    とくに、難易度が高い資格を取得している方ほど、その傾向が高いといえるでしょう。

  5. 実績やポートフォリオの確認
  6. フリーエンジニアとして活動している方は、自己アピールのため、実績や成果物をポートフォリオとして用意している方もいます。ポートフォリオを確認すれば、どのようなスキルやセンスがあるのか、知ることができます。
    特に詳細なポートフォリオを作成している方は、仕事に対して、前向きに取り組んでいると見ることもできます。

フリーエンジニアとのトラブル防止の為にすべきこと

フリーランスに限らず、どのような仕事でもトラブルはつきものです。
必ずしも契約書や発注仕様書を交わす義務はありませんが、口約束だけでは、後々トラブルが発生するリスクがあります。
最悪の場合、訴訟問題に発展することも十分ありえますので、契約書はしっかりと交わしましょう。

「お金」「納期」「成果物」を明確にするのが契約書です。
そのため、契約書は更新ごとに交わし、発注内容を明確にしておくことが大切です。
システム開発において、作業内容や仕様の変更、工程が追加になることはよくあります。しかし、面倒でも口約束だけで終わらせず作業内容が変更になるごとに契約書はしっかりと交わすようにしましょう。

まとめ

フリーエンジニアの探し方と採用に際してのチェックポイントをまとめました。
基本的なことばかりですが、忘れることのないよう注意したい最低限のポイントをご紹介いたしました。

フリーで働く方の人口は増えてきていますが、中にはリテラシーが低い方もいます。
しかし、フリーランスとして、独立して働いている優秀なエンジニアの方もたくさんいます。不要なトラブルを避けるためにも、採用するときは注意して、本当に仕事を任せられる人材か見極めることが大切です。

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