フリーエンジニアの気になる年収

フリーエンジニアの気になる年収

フリーエンジニアになれば、今よりも遥かに年収が増えるのではないかと考えている人は多いのではないでしょうか?
確かに、一般的には年収が増えるというイメージが強いフリーエンジニアへの転向ですが、どんなケースでも年収が増えるということではないようです。実際どの程度年収が変わるのか、業種なども踏まえて考えてみましょう。

Webアプリケーションエンジニア

フリーエンジニアの気になる年収 - Webアプリケーションエンジニア

Webアプリの開発案件では、平均の報酬相場は1人月換算にすると、およそ60万円程度となります。もちろんエンジニア本人の技術力や開発スピードによっても差はありますが、早く終われば次の案件に取り掛かれるわけですから、1ヶ月の間に1人月以上、つまり60万以上の仕事をすることも可能です。

Webアプリケーションの開発エンジニアの中でも、毎月60万以上の給与を貰っている方はあまり多くないのではないでしょうか。単純に12をかけただけでも年収720万円以上となるので、Webアプリのフリーエンジニアは独立することで年収が上がる可能性が高いと言えます。

企業に所属している場合には、ほとんどの場合が固定給ですが、作業した分だけ年収が増えるという状況にモチベーションが上がる人も多いでしょう。

インフラエンジニア

インフラを生業とするフリーエンジニアに多い仕事は、サーバの保守・メンテナンスやサーバの構築作業です。

保守するサーバの規模にもよりますが、一般的なホームページの運用に使われているサーバなどであれば月額5万前後の保守費が見込めます。インフラエンジニアはその性質上複数の案件を同時に抱えることができ、なおかつある程度の長期契約が見込める場合が多い傾向にあります。

つまり、1件あたりの金額があまり高額でなかったとしても長期的に高収入を得ることが可能になるのです。

またインフラの中でも構築作業では高度な技能が求められるため、時には1案件100万を超える金額を得ることもできるでしょう。複数の案件をうまくやりくりすることで、こちらも安定した収入と年収のアップが見込めます。

スマートフォンアプリ開発エンジニア

フリーエンジニアの気になる年収 - スマートフォンアプリ開発エンジニア

スマートフォンアプリ開発を行うエンジニアにとって、フリーになることで一番魅力的に感じられることが、自分でアプリを作成してリリースすることができるという点でしょう。

スマートフォンアプリは、GoogleやAppleといったプラットフォームを活用することで、アプリの普及や決済の手段が比較的簡単であるという特徴があります。また、リリースしたアプリが長期的に利用されるようなアプリでなかったとしても、短期間で爆発的な人気を得る事ができれば、1本のアプリをリリースするだけで数千万円の売上を得ることも夢ではありません。

つまり、作ったアプリによっては、フリーになることで年収が遥かに上るということもあり得るということです。

自分一人で考えて作ったアプリを、爆発的人気に導くというのは、なかなか難しいことでしょうが、クラウドソーシングなどで開発案件を探すところから始めるのもよいでしょう。すでにパソコンの販売台数を超えたスマートフォンの需要は今後も増える一方であることが予想され、開発案件の需要も暫く安泰であるといえるのではないでしょうか。

おわりに

フリーエンジニアとなることで単純な収入が増えるだけでなく、個人事業主となることで支出を経費として計上することができるようになります。そのため、企業に所属していた時と比較して、支出の面でも優位になることを頭に入れておいたほうがよいでしょう。

その他にも開発にかかる機材やソフト、事務所として自宅を登録するなどすれば、可処分所得を増やすことも可能となります。

総合して考えると、企業に務めている時よりも、年収が上がるという可能性は高くなるといえるのです。

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