効率的に稼働するために必要な3つのマネジメント

エンジニア,マネジメント

プロジェクトも佳境に突入してくると、どうしてもエンジニアの数が足りずに人手不足に陥りがちですよね。そこで今回は現場のエンジニアを効率的に稼働させ、人手不足解消のために必要なマネジメント方法について解説していきます。

WBS作成を通じてチームへの帰属意識を高めあう

エンジニアのマネジメントで問題になるプロジェクトの人員不足を解消するために、よく言われることはPMOの設置や、WBSの作成ですよね。特にWBSは実際の作業ベースでプロジェクト全体を可視化するために大きく役立ちます。

このWBSですが、管理者側で勝手に作成してしまうケースはありませんか?実はこれはあまり好ましくない行為。チームメンバーの「やらされている感」を増大させてしまい、チーム全体のパフォーマンス低下の原因になります。WBS作成にあたっては、すでにアサインが決定しているチームメンバー全員でまずはタスクを洗い出し、さらに一旦は顧客のことを忘れて「理想の姿」を描くことが大切です。

もちろんそのWBS通りにコトが運ぶ可能性は少ないですが、この作業自体がチームメンバー全員の帰属意識を高め、パフォーマンスの向上に役立ちマネジメントに必須なのです。「自分が主役のタスクはどれで、それがプロジェクにどう貢献するか」を意識づけるわけですからね。このようにWBS作成にあたって、チームメンバー全員から意見を聞くことは、エンジニアの少ない人員でプロジェクトを管理する重要なマネジメント方法の一つでしょう。

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無から有を生み出す人材には試行錯誤の工数を捻出する

エンジニアにも様々な人種がおり、改修、テスト、デバッグや調査に才能を発揮するタイプもいれば、徹底して新しいプログラムやシステムを生み出すことに強みを持つタイプもいます。当然、どちらが上か、優秀かということではありません。適材適所という言葉の通り、適した人材へ適したタスクを割り振ることがマネジメントの最適解でしょう。

しかし、無から有を生み出す人材には、試行錯誤とトライアンドエラーの時間が必要となります。
ここに十分な工数を確保できるかどうかによって、その後のシステム全体の品質やデバックやテストに要する工数、障害対応の件数が大きく変化してきます。
後々のテストで問題が起きたり、障害対応にメンバーを駆り出されたりして人手不足に陥らないためにも、無から有を生み出す人材には、十分な時間を捻出してあげるというマネジメントが必要になります。

プログラマの労働環境を積極的に改善するマネジメントを

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エンジニアの中でもプログラマは、システムの根幹の部分に携わる重要なポジションです。しかし日本のシステム開発の現場では、上流工程の比重が非常に大きくプログラマはしわ寄せを受ける立場にあることもしばしばです。

その様な風潮の中、プログラマが置かれている労働環境は決して良好とは言えない場合があります。
プログラマはシステムの根っこを作り上げる職業であり、カンとセンスに優れたプログラマの力を十分に発揮させるような労働環境の整備は、エンジニアの人手不足の解消に大きく貢献します。なぜなら、システムが抱える問題の多くは、プログラマの閃きとセンスによって打開できるものばかりだからです。

一瞬の閃きと発見が、数十人月単位の工数の削減をもたらしたケースはいくつもあります。

例えば、アップル社が提供するiOS7の致命的なバグの原因が、たった1行のif文のタイピングミスだったというニュースは記憶に新しいところです。このバグを発生させたのもプログラマですが、同じように発見したのもプログラマなのです。プログラマの労働環境や精神状態、疲労度をしっかりチェックし、エンジニアのマネジメントすることがいかに大切か理解できると思います。

人材を効率的に調達する方法

上記のようなマネジメントをしたとしても、まだ人材が不足しているということもあるでしょう。
人材不足には、採用が一番ですが、継続的・安定的に業務が発生しない場合は雇用してしまうとリスクも抱えることになります。
そのような場合には、業務委託として社外のプロフェッショナルを起用してみてはいかがでしょうか。

最近では、業務委託としての人材を調達できるサービスがいくつか出てきています。
クラウドワークスやランサーズが有名ですが、経験や経歴、技術スキルを求めているのであればアサインナビが便利です。

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