Rubyエンジニアの市場価値は?案件の求人情報

Ruby

Rubyは1993年に登場し、「Ruby on Rails」というWebフレームワークの登場によって急速に普及しました。これが2005年のことであり、言語としてはそれなりの歴史を持つものの、比較的新しいというイメージを持たれているかもしれませんね。今回は2000年代中盤からweb業界で頭角を現してきた、Rubyエンジニアの転職事情について考えてみたいと思います。

現在進行形で増加中?PHP、Javaを猛追

日本のweb業界案件では、相変わらずPHPJavaを使った案件が強く、それは現在の転職市場や求人状況を見ても変わりないようです。これには理由があり、PHPは俗にいうLAMP環境の構築や保守運用に必要なスキルセットのひとつに組み込まれているからです。javaに関しては、環境に依存しない言語の代名詞的な存在で、その利便性が認知されているからでしょう。

しかし近年、Rubyがこの二つの言語を猛追しているという状況があります。

特にwebサービスを自社で構築し、ユーザーに提供するタイプのビジネスを行う企業では、Ruby on Railsの扱いに長けたエンジニアを積極的に採用しており、そのニーズは高まり続ける傾向にあります。

転職サービスの統計からも、その傾向がうかがえます。

2009年以前ではPHPが優勢ですが、 過去数年でRubyの人気が増し、PHPとRubyの人気がほぼ互角になっていることが分かります。
PHPはCakePHP、RubyはRuby on Railsなどの代表的なフレームワークが存在するため、 人気を博しているのではないかと思われます。

引用元:Wantedly

PHPとRubyの年収こんなに違う!?/エンジニアもあわせてお読み下さい。

Ruby,転職

日本生まれの言語でありながら海外でも勢力を拡大中

Rubyはよく知られているとおり、日本人が開発した言語です。

生みの親である「まつもとゆきひろ」氏は、バブル崩壊直後に社内で失業状態に陥り、その時間を利用して開発に専念したと言われています。

その日本産言語が、海外のエンジニアの中でも評価され、勢力を拡大しているのです。特に米国ではその傾向が高く、2014年の時点で国内と米国の求人数は逆転しており、米国側が日本国内の約4倍の求人数を誇る結果となっています。

つまり、Rubyに精通することは海外での活躍を希望するエンジニアにとって、とても有効な手段のひとつになり得るのです。特に海外では国内よりも新しい言語を歓迎する風潮があり、普及し始めてから比較的日の浅いRubyは、まだまだ人気を集める可能性があります。

Ruby,業務系

軽量プログラミング言語の隆盛で一定の需要を確保しつづける

最近では業務アプリ開発、業務システム開発にまで軽量プログラミング言語と呼ばれる「スクリプト言語」が利用されることが増えてきました。

開発や修正が容易でエンジニアの数も確保しやすいことから、スピード感と品質を両立が求められる現代にマッチしていることが、その理由かもしれません。

相変わらず企業はwebサービスに力を入れる状況が続いていることから、単なる「流行」では終わらず、Rubyエンジニアの転職市場は力強い伸びを見せていくと予想されます。

Rubyプラスアルファを求められることが多いかもしれませんが、スキルセットの中にRubyがあることは、採用担当者の目に留まる理由のひとつになるはずです。

基幹業務系の案件でもRubyエンジニアの需要が増えつつある

Rubyは軽量言語、スクリプト言語と呼ばれ、基幹業務開発に用いられる難解なプログラム言語とは一線を画すイメージを持たれているかもしれません。しかし中小企業を中心に確実に基幹業務開発の案件が増えており、今後はより規模の大きな基幹業務システム開発に用いられる可能性があります。

webサービスだけではなく、基幹業務システム開発に食い込んでいくことで、言語の寿命は著しく伸びるでしょう。基幹業務システムは一旦作りこんでしまえば、改修や部分的なバージョンアップはあるものの、変わらずに安定することが求められるからです。

今後長期的なスパンで、Rubyエンジニアの需要が増えていくかもしれません。興味のある方は、ぜひ学んでみてはいかがでしょうか。

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