ccnpは難しい?価値向上に役立つベンダー資格3選/エンジニア

エンジニアの価値を向上させる手段はいくつか存在しますが、独力で可能なものであれば資格の取得がおすすめです。IT業界には数多くの資格が存在しており、大きく分けてベンダー資格と国家資格があります。特にいくつかのベンダー資格は、場合によって大きなアピールになるため、資格取得に励むエンジニアも多いでしょう。そこで今回はネットワーク、サーバー、インフラ関連の資格として有力なものを3つご紹介します。

cisco系の難関資格であるccnp

ネットワーク関連の仕事をするエンジニアであれば、cisco関連の資格取得を奨励された経験があるのではないでしょうか?

それほどまでにネットワーク関連機器、特にスイッチやルーターにおけるcisco社のシェアは圧倒的で、ciscoの製品に関する知識が
そのままネットワークの知識と捉えられがちなことも事実です。

なかでも、入門資格であるCCNAの上位に位置するCCNPを保持していると、ネットワーク関連の知識が豊富でcisco製品もしっかりと扱えるという印象を持たれるでしょう。
ネットワーク関連を主戦場とするエンジニアであれば、是非取得を目指しておきたい資格の一つです。

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cisco系ccnpと合わせてとりたい”LPIC”

LPICはLinuxのライセンスであり、ccnpと組み合わせることで威力を発揮すると言えます。
Linux系ディストリビューションは多くの企業でサーバーOSとして利用されており、低コストで必要十分なパフォーマンスを発揮するため、人気の高いサーバーOSです。
ネットワーク関連の知識に加えて、サーバーOSに関する知識も備えておけば、インフラエンジニアとしての価値は大きく向上するでしょう。

なお、LPICは現在レベル3までリリースされていますが、レベル1がサーバー構築や運用保守における基礎的な知識、レベル2はネットワークまで範囲が拡大しシステム全体の設計・構築に役立つ応用的知識、レベル3は大規模システムの設計、構築、運用、保守までを想定したエキスパートレベルの知識が対象となっています。
レベル3はさらに分野によって区分が分けられており、「複数のサーバーOSが混在する環境で活躍するエンジニア」「セキユリティの専門家」「クラウドコンピューティングの専門家」を想定している資格です。
レベル3はかなり専門的な内容になっていますので、ひとまずレベル2程度を目標に取得しておくことをおすすめします。

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Windowsサーバーの増加から重要性を増すMCP

Windowsサーバーも依然として根強い需要があるサーバーOSであり、Windows server2003は2015年にサポートが終了したにも関わらず、現在でも稼働し続けています。

また、Windows server2003からの他のOSへの移行もなかなか進んでいない状況から、WindowsベースのサーバーOSに対する需要は発生し続け、それに伴ってMCPも重要な資格として位置づけられるでしょう。
MCPの中でもサーバーのカテゴリに属する資格を取得しておけば、Windowsベースのシステムを扱う案件に参画する際、強いアピールになります。
OSSが隆盛を誇る時代とはいえ、まだまだマイクロソフト製品は根強い人気があります。
特にサーバーOSは評判がよく、2003の後継であるwindows server2012や2016も登場していますので、MCPは将来にわたって有効な資格の一つと考えて良いでしょう。

また、IT業界以外の人間でもMCPを知っているケースが多いこともメリット。
履歴書やスキルシートに載せることで、システム担当者以外にも能力をアピールしやすい資格です。

スキルシートについては、面談確率がアップするスキルシートの書き方でも詳しく紹介しています。
スキルシートのひな形も用意していますので、参考にしてみて下さい。

いかがでしたか?今後のスキルアップの参考にしてみて下さいね。

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