軽量言語として似たようなWeb系サービスのプロジェクトの案件が多いPHPとRuby。
2000年代に爆発的に普及したPHPに比べ、Rubyが浸透したと言えるのはここ数年のことです。ではこのふたつの言語RubyとPHPを得意とするエンジニアの年収に違いはあるのでしょうか？今回はPHP案件の需要や年収とRubyとの差をご紹介いたします。

PHP案件の年収は？

まずPHPエンジニアの年収ですが、2016年2月時点の平均では「538万円」というデータがでています。
相変わらずJavaに続いて案件数の多いPHPですが、近年はPHPをスキルセットにもつエンジニアが増え、一時に比べると希少価値は低くなったと言えるかもしれません。
しかしPHPでつくられた有名なサービスは、Webサービスを中心に数多く存在し、十分な実績のある言語です。
言語としては拡大期から安定期に入っていると言えるのではないでしょうか。

近年は金融系の基幹システムに適用されていますので、Webから離れた分野でもPHPエンジニアの活躍が予想されます。

PHP案件をお探しならアサインナビが便利です。

Ruby案件の年収は？

次にRubyエンジニアの年収ですが、同じく2016年2月時点の平均は「606万円」。
これはPython、Perlに次ぐ高さです。
Rubyは最近「Ruby on Rails」の知名度が上昇し、だれでも比較的簡単に習得できる言語という認識が広まりつつあるようです。

しかし実際のところは、PHPをはじめとする他の軽量言語に比べるとRubyのプロフェッショナルと呼ばれる人材が少なく、Rubyエンジニアの希少価値が高いことから、高額な年収平均額を叩き出していると考えられます。

特にWebサービスに特化したベンチャー企業からの求人が多く、数少ないプロフェッショナルを高待遇で確保してしまおうという、思惑が働いているのでしょう。
Rubyは日本発の言語でありながら米国で評価されており、2015年には米国のRuby on Railsを扱うエンジニアの年収が1300万円に達するという発表がありました。この影響を受けてなのか、国内のRubyエンジニアの約1割が年収900万円を突破しているという見方もあり、

Ruby案件の年収は今後しばらく高値に落ち着きそうですね。

Ruby案件をお探しならアサインナビが便利です。

なぜこれほどの差がついたのか？

PHP案件とRuby案件の平均年収になぜこれほどまでに差がついたのでしょうか。
理由のひとつとして、Rubyエンジニアの多くはすでにPHPをマスターしており、Rubyだけに特化した人材ではないということが考えられます。
PHPは前述したとおり、mixiなどのSNSが爆発的に普及したことで一気にエンジニア層が厚くなりました。つまりは、それだけクライアント側も人材を安く調達できる術ができたということになります。

対してRubyはPHPに比べるとまだまだ人材が少なく、なおかつその多くはすでにPHPでの十分な経験がある熟練にエンジニアなのです。
Rubyに特化したエンジニアという存在がまだまだ少なく、特に予算の大きいプロジェクトの大半が集中する首都圏では、Rubyエンジニア不足が深刻になっています。

言語自体に大きな差はありませんが、それを扱う人材のキャリアと数に差があると言えるでしょう。
PHPをすでに習得しているエンジニアは、Rubyのスキルを磨くのも年収アップの手段となりえます。

日本のエンジニアは年収が低い傾向？

PHPやRubyに限らず、日本国内のプログラマーの年収は米国に比べると大きく見劣りします。
しかしこれは日本国内のプログラマーの多くが、下流工程での実装作業を担当するのに対し、米国では要件定義や仕様策定、実装、サービスイン後の保守なども一貫して行うこという担当領域の差が原因です。
日本国内でもフリーランスとして独立しながら開発案件を請け負っているエンジニアは、年収が1000万円を超えることも珍しくありません。
今後は上流から下流まで一貫して担当できる能力が、求められるのかもしれませんね。

キャリアの幅を広げるなら、プログラミングを学ぶのも

キャリアの幅を広げることを考えたら、改めて興味のある言語のプログラミングを学んでみてはいかがでしょうか。
せっかく学ぶのであれば、仕事に繋がるスキルを身につけられる方法を選ぶのがベターです。

独学で学ぶ方法もありますが、全く経験がない場合はつまづいてしまう人も多いものです。
仕事につなげたいと考えている場合には、仕事として使えるレベルのスキルに近づけなければなりません。
現役エンジニアが講師を務めるマンツーマンレッスンなら、わからないところは質問できるだけでなく、学習内容をチェックしてもらえるため効率的にプログラミングを学ぶことができます。

仕事をしながら学ぶとなると、時間の確保が難しいですが、オンライン講座ならば通学の必要がなく、仕事をしながらでも隙間時間で進めやすい内容になっています。

そのカリキュラムの内容と教師のスキルで定評のある「コードキャンプ」が、ITビジネスマッチングを運営する「アサインナビ」と共同で開発したプログラムなら、無駄なくプログラミングを学べると評判です。
この共同プログラムは、98,000円という低価格でマンツーマンレッスンが受けられます。

PHPやRubyのお仕事、案件をお探しなら、アサインナビが便利です。
随時新着案件が更新されていますので、ぜひご活用ください。

ページが見つかりません

指定されたURLのページは存在しません。
サイト更新などによってURLが変更になったか、URLが正しく入力されていない可能性があります。
ブラウザの再読込を行ってもこのページが表示される場合は、サイトマップまたはサイト内検索でお求めのページをお探しください。

Tweet