エンジニアの適正とは?職種で見る性格の傾向

エンジニア,性格

エンジニアといえば口数が少なく、理論屋で融通の効かないようなイメージを持つ人も多いかもしれません。実際にはどんな性格の人が多く、どんな人に適正があるのでしょうか。

ここではエンジニアに適正がありそうな性格をまとめてみましょう。

理屈っぽい!?それこそが大事!

エンジニアの中でも、“プロフェッショナル”と呼ばれる専門性の高い人達。どの分野でも職人と言われる人は、気難しいイメージがあると思いますが、エンジニアもその傾向があります。

彼らに専門分野について質問をする場合には、少しでもその質問内容にズレがあると正確な回答が得られません。例えて言うのならば、インプットを正確にしないとエラーが返ってきてしまうような感じです。柔軟性に欠けるという見方もありますが、それだけ正確に物事をとらえることに長けているともいえます。開発をするに当たって、少しでもズレてしまうと致命的なバグが発生することもあるため、それは重要なのでしょう。

また普段も無口ですが、大勢が集まるような飲み会では、更に無口に拍車がかかることが多くなります。しかし、一度スイッチが入ると目を輝かせて語り出す一面も。興味のあるなしが分かりやすいのも彼らの特徴ですね。

エンジニア,乾杯

サービス精神旺盛?!縁の下の力持ち!

面倒見がよく、ちょっとしたことに気がつくけど目立った行動はあまり取らない。ITサービスの守護神とも言えるインフラエンジニアにはそんなタイプが多い傾向があります。誰かが困っているのは見過ごせず、ついつい助けてしまう。そんな優しい一面を持ちます。

会社の根幹とも言えるような部分を担当していますが、どんどんプログラムを組んで新しいソフトウェアを作っていくような仕事ではありません。そのため、コツコツと同じことに取り組めます。何事もなくシステムが動いていることに喜びを感じられます。

また、ひたすら数字だけを黙々と追いかけていることが多く、こちらも無口なタイプが多いでしょう。しかしコミュニケーション能力はそれほど低くなく、話しかけるとそれなりの反応が返ってきます。このように人当たりがよく、他人に喜んでもらえることに喜びを感じられるというタイプの人は、インフラエンジニアが向いているのではないでしょうか。
縁の下の力持ち

スマートフォンアプリ開発エンジニアに多い性格

最先端技術の一翼を担うスマートフォン。日進月歩な分野のIT業界でも一際進化の早い世界を相手に戦う彼らは、新しいもの大好きなミーハータイプが多い傾向にあります。新しい技術がでると、ついつい試してみたくなる。そのため、周囲から見ると仕事をしているのではなく、遊んでいるように見えてしまう場合も。

また、興味があることに制限時間無制限でのめり込んでしまう傾向にあるため、キッチリとした勤務形態の会社にはあまり向いていない場合が多く、時間を気にせず働ける環境で真価を発揮できます。ノマドワーカーが向いているのもこのタイプです。

一発当てたいというギャンブル性を求める人も、アプリエンジニアには多い傾向にあります。1度でも人気が出れば、アプリの収益は大きく跳ね上がるからです。そのためにもどんどん新しいことに積極的にチャレンジできるのも大事になってきますね。

ただ、あまり人に合わせることができないタイプが多く、自由奔放で周囲を気にしない傾向にあります。一匹狼タイプの人はアプリエンジニアが向いているかもしれませんね。

こだわりが強い!好きなものにはとことん!

最後にどのエンジニアにも共通して言える特徴が、こだわりが強いということ。例えば東京では秋葉原が大好きというエンジニアは数多くいます。当然、秋葉原では仕事で使うような部品や、ソフトウェア、パソコンやその付属品なども手に入るのですが、それだけではありません。アニメやアイドルなどにハマってしまうエンジニアが数多くいるのです。

「オタク気質」とも言えるものですが、好きなアニメやアイドルに関する知識は、半端なものではありません。ただ、放送やコンサートを観て楽しむだけではなく、徹底的に調べつくします。もちろん、アニメやアイドルだけに限らず、鉱物やカメラなどその対象は多岐に渡ります。対象が違ってもその対象についてのこだわりの強さは同じです。

この、とことん調べつくす「オタク気質」はエンジニアの仕事には非常に重要な素質です。知りたい、極めたいという気持ちは、開発するための技術力を養うことにもつながるのです。もちろん、エンジニアの仕事に興味を持つのが第一条件ではありますが、オタクと呼ばれる人はエンジニアの適正があるといえるでしょう。

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