VB.netを今後も扱っていくのであれば、知識やスキルの補強が必要であると考えるべきかもしれません。
現在はさまざまな言語が登場し、ニーズに従って進化し続けています。VB.netはその中にあって比較的変化が緩やかな言語と言えますが、それでも確かなスキルを持つエンジニアの需要があることに違いはありません。
そこで今回はVB.netを扱うエンジニアがスキル向上のために意識すべきことをまとめてみました。
言語の特徴を知り弱点を補う思考が大切
VB.netに限らずどの言語にも言えることですが、言語によって「得意」「不得意」があります。当然、VB.netにも得手不得手があるでしょう。その中でも特に意識すべきは、オブジェクト指向に関することです。
VB.netはもともとオブジェクト指向を想定して産声をあげたとは言い難く、C#がオブジェクト指向に本格対応しているイメージがありますよね。
それでもVB.netを使ったオブジェクト指向プログラミングが不可能なわけではありません。オブジェクト指向プログラミングにはVB.netよりも適した言語がある、というだけのことです。
VB.netでオブジェクト指向を補強するのも良いですが、javaやC#など共通項が多い言語で学ぶとより効果的です。
デスクトップ上だけで動作するアプリの限界
VB.netはPCのデスクトップ上で動作するアプリケーション開発が得意と言えます。そのため業務システムのUI開発などでは、VB.netを使うケースが多いでしょう。
しかし今後はそれだけでは不十分です。C#のように、対応できるセグメントを拡大していくことで言語の優位性は保たれます。
言語の間に優劣はないですが、エンジニアとしてweb、ゲーム、クラウドなどに対応できるスキルを磨いておくことはとても大切なのです。
最早定番のWebアプリケーション開発スキル
Webサービス、アプリが全盛の時代にあって、webアプリの開発スキルはエンジニアの必須スキルと言っても過言ではないかもしれません。できるだけweb関連のプロジェクトに従事し、必要なスキルやノウハウを身に着けておきましょう。
その際にVB.netが適していないようであれば、ほかの言語も習得すべきです。これはVB.netを切り捨てる・スキルチェンジするという意味ではなく、あくまでスキルの幅を広げるという意味ですので、是非チャレンジしてみてください。
サーバーサイドプログラムの知識も重要
VB.netと言えばWindows上で動作するアプリケーション開発を思い浮かべるかもしれませんが、C#と同様にサーバーサイドプログラムとしても機能します。
ただし狭い意味でのVB.netでは不十分で、ASP.NETやWPF、Silverlightなどを積極的に活用することになるでしょう。ちなみにこれら3言語はVB.netかC#の書式を使って記述するためVB.netの書式をマスターしていれば、すぐにでもソースコードを書くことができる代物です。
VB.netの書式を使いつつASP.NETで開発をする、という方法があることを覚えておきましょう。
VB.netの知識は決して無駄にならない
VB.netは人気言語であるjavaやC#に非常によく似た言語ですから、この二つの言語の習得が容易になります。器用なエンジニアであれば、すぐに開発を始められるようになるでしょう。
それだけVB.netの知識は役立つものという証拠に他なりません。例え流行に乗り遅れていると言われようとも、VB.netは学ぶことは無駄ではありませんので、スキルの一つとしてしっかりと磨き続けるよう意識することをおすすめします。
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