真のチームとは何か?目標達成できるチームを作るには?

プロジェクトの成否にチームワークは必須と理解していても、まとまりのないチームは多く存在します。その要因はどこにあるのでしょうか?目標達成できるチームを作るチームビルディングの考え方と、そもそもチームとは何かという本質を理解することはリーダーにとって重要です。

チームとは、一体どのようなものか?

チームとは、一体どのようなものでしょうか?単に人が集まっただけの状態をチームとは呼びません。そして、集まった人間が、単なる人数の足し算にとどまらない能力を発揮する、すなわちシナジー効果を生み出すには、何が必要なのでしょうか?

今回は、チームのメンバーがそれぞれの個性や能力を最大限に発揮し、かつ一丸となって目標を達成するチームビルディングのための必要な考え方を紹介します。

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チームには2つの目標が存在する

プロジェクトを成功へと導くチームビルディングの目的
まずチームには、そのチームとしての目標と、メンバーそれぞれがそのために目指したいと思っている、個人の目標との2つの目標が存在します。

当然ながら、個人の目標は、メンバーそれぞれであり、それに対しては誰も関与できません。そうした個人個人の目標を持った人間たちの集まりがチームなのですが、それぞれの力がチーム目標へ向かって自然に合わさっていくことはめったになにのが実情でしょう。

例えば、部活動やサークル活動において、その活動に対して共感し合うメンバーが集まってはいるものの、目標という点では異なるケースが多くあります。ある人は「その活動を通して仲間と楽しくできれば、それでいい」と言い、またある人は「せっかく定期的に練習して実力をつけているのだから、大会で優勝したい」と言います。

こうした目標の違いをそのままにしておくと、サークル内はだんだんとギクシャクした雰囲気となり、活動すること自体、危機的な状況となることもあります。

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プロジェクトを成功へと導くチームビルディングの目的とは

チームビルディングにおいて、チームの目標と個人の目標を統合していくプロセスは必要不可欠なものです。ですが、個人個人がやりたいことを口々に言い出したら、チームはバラバラになってしまうのではと恐れる人もいるでしょう。

確かに、バラバラに主張しつづけ、お互いの話を聞こうという姿勢がなければチームワークどころの問題ではないかもしれません。

ですが、各自が「このチームで自分は一体何をやりたいのか」ということを自覚したうえで、みんなで話し合い、お互いの個人目標を認め合い、共感し、尊重したうえで、ここに集まっている意味、すなわちチーム目標を確かめ合えたら、それはとても強いチームと言えるのではないでしょうか。

そうした真の結束が生まれることが、チームビルディングの最大の目的であり、プロジェクトを成功へと導くとてつもなく大きな財産となることは言うまでもないでしょう。

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いつからがチームか

いつからがチームか
それでは、そもそもチームとは何か考えていきたいと思います。プロジェクトにおけるチームの結成から解散までの流れを以下に示します。

  1. プロジェクトが立ち上がりメンバーが集結する
  2. プロジェクトの目標達成のためにどうすればいいか話し合う
  3. 大きな問題が発生しそれを意識する
  4. その問題の解決策をみんなで話し合い、諦めずに取り組もうと合意する
  5. みんなが力を出し合い問題の解決策を実行する
  6. 問題を解決し、目標を達成する
  7. 成果物を納品し解散する

この流れのなかで、どの時点からがチームでしょうか?

どの時点にもちゃんと理屈があるように思えますよね。この問いに対して、何番が正解というものはありません。ただし、このようにとらえていけば、チーム状態を把握しやすくなると考えられる答えが一つだけあります。それは5番です。みんなが力を出し合った瞬間からがチームという考え方です。

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チームとチーム化という考え方

チームビルディングにおいて、「チームとなっている状態」と「チームをつくっている段階」を分けて考えるという見方が求められます。なぜなら、外見上は、みんなが一つにまとまっていて、チームとして動いているように見えても、実は個々の意図はバラバラで協調がとれてなく、全員が力を出し切っていないという状態がありうるからです。

そのような状態で、いくら問題意識を持っても、いくら話し合っても、問題の解決や目標達成にはつながりません。むしろ、「あれば問題だ、これが問題だ」と批判が増えたりして、話し合いを重ねても何一つ進展しないといったこともありえます。

目標達成のために必要なことは、問題意識でもなく、話し合いでも合意でもありません。どうしても必要なことは、チーム全員がタイミングよく力を合わせ、問題を解決するために十分な力を出し切ることです。それ以外のことをやっても問題は解決されるはずがありません。そして、問題解決のための力が出揃い、一体化した瞬間が、チームになった瞬間と言えます。

人を集め、話し合いを重ね、合意を形成するといったチーム努力はもちろん必要ですが、「一体なんのためにそうした行動をしているのか」を各自が自覚できなければ、いつまで経っても本当に実力を発揮できるチームになることはできません。

チームビルディングの考え方 まとめ

人が集まって、仕事をし、目標達成を目指すことについて考えるとき、ただ漠然とチームといった見方をするのではなく、本当にチームとして動いている状態と、チームをビルドしている状態に分けてか考えてみるといいでしょう。

そうすることで、チームビルディングが今どこまで進んでいて、今後どのようにしていくべきなのかをより明確に捉えることができるようになります。真のチームを作るには、そうしたチームビルディングが重要です。

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